あめとぴかのまいにち

はたらくママと難聴息子のことを書くブログ

「お母さんは仕事辞めるのが当たり前」、障がい児の子育てに令和は訪れるのか

「お母さんはみんな仕事を辞めてます。」、これは私が初めてろう学校(ろうや難聴の子が通う学校)を訪れた日に掛けられた言葉です。

みんなって誰?共働きの時代じゃないの?

昭和から変わらない時間が流れるかのような一言は、不安を抱える私にとっては衝撃以外のなにものでもなく、

「障がい児を産んだら人生終わった。」って呟いた母親の話昔話題になってたな〜と最早遠い過去の世界のことのようでした。

 

そんな衝撃から始まった障がい児の子育てですが、今フルタイムで仕事をしながら、息子はろう学校に楽しく通っています。

 

 

まずは簡単に自己紹介から...

私は都内在住のアラサーワーキングマザー。フルタイム×フレックスで働いています。息子は補聴器と人工内耳を装用する重度難聴です。救急車のサイレン、物の落下音、お風呂の呼び出し音が聞こえるか聞こえないかぐらいというと分かりやすいでしょうか。新生児スクリーニングで難聴が発覚し、生後4ヶ月からろう学校と保育園に通っています。

 

 

自分の子どもに障がいがあるかもしれない、と分かった瞬間、みなさんは何をしますか?

私は難聴かもしれないと言われた時に、まず「検索」をしました。知らないって怖いから、とにかく些細な情報でも知りたい。障がい児を育てる親の多くが通る検索魔期。私もその1人でした。そして意外と少ない情報に一喜一憂し、希望を手繰り寄せ、ネガティブな情報に涙する、そんな日々を繰り返していました。

 

 

障がいは人それぞれ、受け入れ方も生き方も人それぞれで、私は情報は多いほどに良いと思っています。なぜなら偏った意見に左右されず、自分で選びたいから。

 

これから難聴のあるお子さんを育てるご両親が迷った際の一意見、一情報として参考になるよう、息子のこと、仕事のこと、少しずつ綴っていきたいと思います。